「占いは当てるものじゃない」と言い出すベテラン占い師の本音
占い師って、長くやってると
ある答えに行き着いてしまうのよ。
それが
「占いは当てるものじゃない」
って考え方。
どうしてもこの考えに行き着いちゃいます。
というのも、、実際に占いをやってみると
「当たる」には2種類あることに気づきます。
それが
「客観的当たる」
(例えば、「あんた、死ぬわよ」)
と
「主観的当たる」
(例えば、「あんた、死にたいって思ってるでしょ?」)
そして、
占い師を極めていくと
「客観的当たる」と「主観的当たる」の区別を
意識して話すようになっていくんだけど、
相談者さん側からすると
この2つがごっちゃになってることが多い。
(まあ、それは仕方がないんだけど)
そうなると、「主観的当たる」の話をしていても
「本当にこれでいいんですよね?」
と詰め寄られる。
だから、そういうのが面倒くさくなって
「占いは当てるものではありません」
「解釈はあなた次第です」
と言い始めるんだろうなと。
特にベテランになるほど、
これを言いたがる。
(同じ占い師だもん。気持ちはわかる)
でね、占い初心者だったら
この「客観的当たる」と「主観的当たる」の違いなんて
意識したことなんてないと思うんだ。
でも、ヘビーユーザーになってくると
徐々に区別がついてくるんだよね。
(あー、この人、今「主観的」で言ってるなー)
って。
で、そんな業界にこはるは
「私の占いに半信半疑ならお金はいらない」
という強気なキャッチフレーズで殴りこんだわけさ。
「主観的当たる」であれば、
「解釈はあなた次第」
というニュアンスを残せる。
実際の鑑定現場では
自分のセリフに保険をかけようとする
ずるくて情けない占い師が混在します。
私だって「主観的当たる」 を目指せば
問題ないのですが、
あなたが求めているのって
これじゃないと思うんだよね。
それに、
自分だってこんな占いは
好きではなかったはず。
ただ、やっぱり「客観的当てる」だと
的中率が下がってしまうのが現実です。
最初は勢いで殴りこんだけれども、
数を重ねていくことで
それをリアルに実感するわけです。
なので、一時期
自ら「当たる」ということを
躊躇していました。
「あんた、死ぬわよ?」それとも「あんた、死にたいって思ってるでしょ?」
占い師をやってると、
自分の言葉に保険をかけたくなる時がある。
「あ、もしかしたら、違う可能性あるかもね」って。
でも、ズルいでしょ?こんな占い
あなたも好きじゃないはず。
私だって好きじゃない。
そんな姿勢で本気の鑑定なんて
できるわけないんだよ。
でも、占い師として長くやってると
どうしてもその道に行っちゃう。
だからこそ
「占いは当てるものじゃない」って
ベテラン占い師は言うんだろうね。
そして、そんな私も
正直その感覚に同調していた時期があった。
でもさ、
「それじゃダメだ」って思ったんだ。
やっぱり占い師としては
「客観的当たる」でも勝負したいわけ。
実際、私が占いを始めたばかりの頃は
「絶対当ててやる!」
「当たらなくても研究し尽くす!」
って熱意で突っ走ってた。
だから注目されたし、
こはる旋風が起きたわけだよね。
でも、実際問題、
どんどんお客さんが増えて
どんどん影響力が大きくなる中で
最初の熱意のままじゃあ
やれない・・・
あの当時のピュアさにも
もう戻れない・・・
こんな風に悩んだ時期があったんだ。
客観と主観、どっちの“当たり”があなたを救う?
「主観的に当たる」ってのは
お客さんの感覚次第。
明確な境界なんてないのよ。
でも、私たち占い師はこの
「客観的当たる」と「主観的当たる」を
意識しながら話を進めていかないといけない。
ただし、
占いの経験が豊富なリピーターさんは
この違いがだんだんわかってくる。
ヘビーユーザーの人たちは
こはるの占いを重ねるごとに
感覚的に区別ができるようになるの。
そうするとね、
(あー、今の話って「主観的」な方だなー)
って見透かされるんだよ。
内心、
(ゴメン、、、)
って思うことも正直あった。
心が痛い。
胸が苦しい。
できることなら
ズバッと伝えてあげたい。
いつもそう思っている。
それでもやっぱり
「客観的に当たる」
を堂々と売りにするのは難しい。
だって、
未来を100%予測するなんて無理だから。
だからこそ多くの占い師が
主観に寄った鑑定に
シフトしていくんだと思う。
その気持ちは痛いほどわかる。
でも
あなたが求めているのは
そこじゃないよね?
だって、
答えが欲しくて
占いに助けを求めているんだよね?
自分じゃあどうしたらいいかわからないから
こはるに助けてを求めてるんだよね?
だったら
「客観的当てる」ことこそが
占い師としての腕の見せどころ
なんだと思う。
あなたもそう思うでしょ?
こはるに期待しているのは
「たぶん、あなたはこう思っているんじゃない?」
ではなくて、
「あー、それ。やめといた方がいいよ。マジで死ぬよ?」
なんだと思うから。
占いは未来を当てるものじゃない。でも、あなたの心に刺さる“当たり”は必ずある
じゃあ、こはるはどうするべきか?
答えはシンプル。
というか、もう出てるんだよね。
そう!
「客観的当てる」に
再び挑戦していくしかない。
それこそが占い師として
そして、
こはるを信じて来てくれた人が求める
本当の価値だと思うから。
だから、これからも
「客観的当たる」にこだわってやっていく。
本気で向き合って
真の「当たる」を証明してみせるから。
P.S.
「 私の占いに半信半疑ならお金はいらない」
私はこれからもこの姿勢を突き通します。
だから、あなたも困ったことがあったら
迷わず私の所においで!
こはるが全力で
あなた丸ごと受け止めてやっから。